大塚製薬

大手製薬会社の大塚製薬

日本を代表する製薬会社であり、多くの医薬品の生産を行なっているのが大塚製薬です。
持株会社である大塚ホールディングス株式会社の子会社という扱いではありますが、大塚ホールディングス設立前には大塚製薬工場や大鵬薬品工業などの数多くの会社を束ねる立場にあった、中核を担う企業でした。

この企業の歴史は長く、産声を上げた時を遡ると1921年、大正10年にまで遡る事ができます。
この時に設立されたのがすべての大塚グループの始まりとなる、大塚製薬工場でした。
その後は特に大きな動きはなく運営が続けられてきましたが、1953年に今でも生産の続いている代表的な医薬品が登場し、一躍有名になりました。

その医薬品というのが、家庭用軟膏の代表とも言える「オロナイン軟膏」です。
現在ではオロナインH軟膏と名前を変え、改善が繰り返されているものの、多くの家庭に置かれている傷薬となりました。
このオロナイン軟膏の大ヒットがきっかけとなって、今の大塚製が大きな企業となるような道筋が立ったと言えるでしょう。

ヒットは続くものです。
今度は1965年に生産されたオロナミンCドリンクがやはり大きな流行を見せ、栄養ドリンクというものが一般的になる切っ掛けを作りました。
これも、今でもおなじみの商品であるといえるでしょう。

その先にも多くのヒット商品が生み出されています。
1980年ポカリスエット、1983年カロリーメイト、1988年ファイブミニ、いずれもすべて今でもコンビニで簡単に見つけることが出来る商品です。
共通しているのは、美味しく食べる・飲む事ができて、健康にも配慮が出来る、というわかりやすいコンセプトだといえるでしょう。

大塚製薬の医療用医薬品

では、それらの一般用医薬品ではなく、医療用の医薬品としてはどのようなものを生産してきたのでしょうか。
ここではその一例について紹介していきます。

まず1つ目はムコスタという薬です。
これはレバミピドと呼ばれる薬で、胃粘膜を強化することによって胃炎や胃潰瘍を治療するという薬となっています。
合わせてロキソニンなどの服用をすることで、胃壁の荒れを予防する、という目的で利用されることもあります。

2つ目として紹介するのはユニフィルです。
テオフィリンを使った医薬品であり、気管支喘息などに対して効果を発揮する医薬品となっています。
大塚製薬以外では田辺三菱製薬が販売しているテオドールがあり、喘息患者には欠かせない薬の一つとなっています。

最後に3つ目として紹介するのは、メプチンです。
これはプロカテロールを利用した医薬品で、慢性気管支炎や肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の対象治療用に利用される医薬品となっています。

この他にも多くの医薬品が生産されており、常用している人も多いのが大塚製薬の特徴です。

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